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ESG投資

青い空 白い雲

SEG投資とはどのようなことを指すのでしょう。難しそう、と思う方もいらっしゃるでしょう。SDGS(持続可能な開発目標)と合わせて注目されており、日本でも年金基金など機関投資家を中心にESG投資が広がっています。少しずつ理解を深めていきましょう。

 

ESGとは

 

ESGとは何でしょうか。Eは環境(Environment)、Sは社会(Social)、Gはガバナンス(Governance)の英語の頭文字を表したもので、3つの観点を合わせた意味を持つ言葉です。

 

私たちの社会は、経済的に豊かになることを優先して成長してきました。その過程で、企業の中には営利を優先するあまり、人に大切な利益をもたらす自然を利用しすぎたり、自然環境を壊したりすることがありました。

 

世界が持続して成長していくために企業の協力が求められ、今後は事業活動を通じて、温暖化や水不足などの環境問題や貧困、健康、安全などの人権問題、さまざまな課題を解決し、持続可能な社会を創っていくことが期待されています。

 

ESGの課題に取り組むことは企業の持続可能な発展に欠かすことはできない事柄となっているということなのです。

 

ESG投資とは

 

従来は企業に投資をするとき、主に財務情報を使って、投資する価値があるかどうかを判断する材料にしてきました。ESG投資とは、それに加えて環境や社会、企業統治に配慮している企業であるかを考慮して行う投資のことを言います。

 

ESGに関わる課題に取り組んでいる企業であるかどうかも投資家が投資を行うときの視点にすることで、持続可能な社会の構築とリターンの両方が望まれています。

 

ESG投資は、2006年に提唱されたPRI(責任投資原則)によって、世界の投資家から期待が高まっており海外で先行しています。ESGの普及を目的とする活動団体GSIAの調査によると、世界のESG投資残高は、2020年に353010億ドルに増加しているということです。日本でも2016年の4740億ドルから2020年には28740億ドルと6倍以上に増加しています。

 

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、「長期的な投資収益の拡大を図る観点から、投資先及び市場全体の長期志向と持続的成長を促す、スチュワードシップ責任を果たすような様々な活動(ESGを考慮した取組を含む。)を進める。」という視点で、ESG投資を重要視しています。

 

ESG投資とSDGS

 

SDGS(持続可能な開発目標)は2030年までに達成することを目標としています。ESGの課題とSDGSの目標は、共通点が多いのでESG投資の結果としてSDGS達成に大きく貢献することになるとされています。

 

 

社会や環境の改善につながるESG投資について、発展を期待すると共に理解を深めていきたいと思います。